開会式は、正直、
良いところもあったけどすごく少なくて、
なんだか全部がバラバラに見えた。
リオの閉会式のときめきが脳裏から離れない。
音楽と、映像と、演出と…全てに一本筋が通っていて、五感にきた。
テレビの前で、自分がまるでリオにいるかのような、吸い込まれる感覚があった。
あれは、すごいエンターテイメントで、芸術だった。
この5年間で、日本の国の、音楽や芸術や文化の質が降下したのだろうか?あるいは扱われ方?その両方…?
だとしたら、音楽をやる端くれの身として、自分自身の問題だと思う。
この5年間何をしていたんだ私は?
厚かましいのは重々承知だが、そう感じた開会式だった。
たまたま先日YouTubeにアップしたImagineが開会式でも歌われていてびっくりした。正直、Imagineとオリンピックは真逆の性質を持っていると思っていたから。
でももしかしたら、本当に本当の本来は、
同じものを目指しているのかもしれない。
ここにImagineの歌詞を記しておきます。
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Imagine there's no heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today
Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace, yu-hu
You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will be as one
Imagine no possessions
I wonder if you can
No need
for greed or hunger
Our brotherhood of man
Imagine all the people sharing all the world, yu-hu
You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will live as one
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Imagineの歌詞は賛否が分かれるところもあるけれど、わたしはジョンが言いたかったのは結局、「仲良くしよーよ」って事だったと解釈している。
問題のない国ってそもそも無いだろうけど、
類に漏れず日本も問題が山積みで、
オリンピックを機にそれらが露見し、世界の目に触れて、
人として、国際人として
私たちはどうあるべきかを考える機会に恵まれました。
これらの問題や課題、
オリンピックが終わっても忘れてしまわないで
向き合って、是非とも解決していきたいですね。