「ありのままの自分」って、昨今良く言われるようになったけど、
その言葉だけだと、少し勘違いをしてしまうこともあるのかも。
自分が「ありのままの自分」だと思っている姿って、
本当に「ありのまま」なのかな?
「私はここができない」とか、
逆に「私はこれが得意」とか。
「これが好き」とか、
「これは私はいいや。」とか。
必要以上に、できない自分を強調したり、
得意と言ってキャラクターを持たせたり、
好き嫌いを固定したり、
無意識にしてしまってる事が結構あるから。
過小評価も
過大評価もせず、
その時その時に
ピンときたら素直に動く。
本当の「ありのまま」って、どんなかな。
と、ふと思う。
3歳の息子を見ていると
とにかくすんごく素直で、
本当に「ありのまま」だと感じる。
否、とはいえ
もうじき4歳。
実はかなり人間らしくなっていて、
相手を見て対応を変えたり、
作り笑いもできるようになっている。
生まれたての、
目も開かないあの、瞬間。
全てを委ねてこの世界に生まれてきた。
息子も、
私も、
あなたも。
ものすごく無防備で、
最強だったと思う。
何者でもなく、何者にもなれる。
その素質は、みんな持っているんだなぁ。
とつくづく思って生きている。